今季の大学駅伝で注目のランナー10人。駒澤大の田澤廉、青学大の「新エース」などの状態は? (7ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by Kyodo News、AFLO SPORTS

この記事に関連する写真を見る中谷雄飛
(なかや・ゆうひ/早稲田大/4年)

 佐久長聖高時代は3年時にインターハイ5000mと国体少年A5000mで日本人トップ。全国高校駅伝1区で区間賞を獲得するなど"世代トップ"に君臨した。早大進学後も1年時から主力として活躍。学生駅伝にはフル参戦している。1・2年時の箱根はともに1区を任されて、区間4位と同6位。昨季は全日本の3区でトップを奪い、区間賞を獲得した。チームは6区の途中までトップをひた走っている。

 昨年12月の日本選手権10000mでは、同大学の太田直希(4年)と揃って27分台に突入。箱根は3区で区間6位と不発に終わったが、最後の駅伝シーズンは世代トップと名門・早稲田大のエースとしてのプライドを見せてくれるだろう。

7 / 10

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る