今季の大学駅伝で注目のランナー10人。駒澤大の田澤廉、青学大の「新エース」などの状態は? (4ページ目)
この記事に関連する写真を見る松山和希
(まつやま・かずき/東洋大/2年)
学法石川高3年時の全国高校駅伝1区で区間2位。ルーキーイヤーだった昨季は5000mで自己ベストを2度塗り替えて、全日本は2区で区間7位と好走した。箱根では花の2区に抜擢されると、高速レースにしっかりと対応。日本人1年生歴代2位となる1時間7分15秒の区間4位で走破して、9位から5位に順位を押し上げた。
今季は故障の影響でトラックシーズンは精彩を欠いたが、夏合宿では徐々に調子を上げている。主将・宮下隼人(4年)が全日本8区と箱根5区の候補に挙がるだけに、三大駅伝では前半のエース区間での活躍が期待されている。2年目の学生駅伝は周囲のペースに乗るのではなく、自ら突っ込んでいく攻めの走りを目指す。
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