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今季の大学駅伝で注目のランナー10人。駒澤大の田澤廉、青学大の「新エース」などの状態は? (2ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by Kyodo News、AFLO SPORTS

この記事に関連する写真を見る鈴木芽吹
(すずき・めぶき/駒澤大/2年)

 駅伝の名門・佐久長聖高出身で、大学1年時は5000m13分43秒07、10000m28分23秒87秒をマーク。日本インカレ5000mでは3位に食い込んだ。全日本は3区を区間5位、箱根は5区を区間4位。両駅伝前は調子を崩しながらも、主要区間をしっかりと務めた。

 今季は5月の日本選手権10000mで田澤とともに優勝争いに加わり、日本人学生歴代3位の27分41秒68で3位に入った。7月のホクレン・ディスタンス網走大会5000mでは田澤、関東インカレ2部の長距離2種目で日本人トップを奪った唐澤拓海(駒澤大2年)を抑えて、日本人学生歴代9位の13分27秒83をマークしている。スピードがありながらタフで起伏にも強い。どんな区間でも任せられる最強のオールラウンダーだ。

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