箱根駅伝・全チームの戦力分析【シード校編】。青学を倒すのはどこだ? (4ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by AFLO

前回は4区・永山博基(左)と5区・安井雄一(右)がチームをけん引前回は4区・永山博基(左)と5区・安井雄一(右)がチームをけん引早稲田大学

4年生主体の強力布陣で全日本の再現を!

 出雲は8位に終わったが、全日本は3区鈴木洋平(4年)でトップに立つと、アンカーにタスキが渡るまで独走。ダントツV候補だった青学大と大接戦を繰り広げた。その後の上尾ハーフでは、武田凜太郎(4年)が1時間1分59秒で優勝し、1時間2分台が3人、1時間3分台が5人。11月26日の八王子ロングディスタンス1万mでは全日本4区区間賞の永山博基(2年)が28分25秒85の自己ベストをマークしている。

 往路の平坦区間は主将の平和真(4年)、武田、鈴木、永山が候補で、山には前回5区を区間5位と好走した安井雄一(3年)。復路には前回9区区間賞の井戸浩貴(4年)が控えている。強力布陣で箱根でも青学大を苦しめたい。

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