佐藤水菜から「敬語は使わないでください」も年上・大浦彩瑛は「難しい(笑)」 社会人から転身し3度目のGⅠ挑戦と最強女王との差 (3ページ目)
――昨年11月の「競輪祭女子王座戦」では佐藤水菜選手(神奈川・114期)が大浦選手のことを褒めていたのが印象的でした。
本当に数回しか一緒に練習させてもらったことはないんですけれど、千切れずにつけたことがあったので、それで言っていただけているだけじゃないでしょうか(笑)。実際のところは全然だと思います。
競輪祭女子王座戦での決勝選手紹介。一番左が佐藤。左から3人目が大浦。佐藤が優勝を飾った photo by Manabu Takahashiこの記事に関連する写真を見る――今のガールズケイリン界の中心と言える佐藤選手からは学ぶことも多いのでしょうか。
競輪祭女子王座戦でも後ろについたんですが、踏み出しのモーションがないのにすごく進んでいて、「ものが違うな」という感覚でしたし、そこからの踏み直しがものすごくて、後ろについたからと言って(最後に)差せる感触ではなかったですね。実際に決勝では千切れてしまいました。
普段の競走を見ていても、どんな戦法でも勝てますし、(佐藤選手は)世界の舞台で結果を出している、今のガールズケイリンのトップ選手だと思うので、本当に刺激になっています。
――グランプリをはじめ、タイトルを見据えるうえでは倒さなければならない存在でもあります。
練習で佐藤選手と同じかそれ以上の速度域の男子選手につかせてもらうと、よく師匠に「ここで差せないということはサトミナ(佐藤選手)も差せないってことだぞ」と言われています。やっぱりそのスピード感での練習がまだ足りていないと思うので、増やしていかなければいけないですね。
――練習でもイメージする相手ではあるということですね。ちなみに佐藤選手のほうが競輪界では先輩ですが、年齢は大浦選手のほうが上になります。なんと呼び合っていますか。
私は「ミナちゃん」で、向こうからは「サエさん」と呼ばれています。「敬語は使わないでください」ってめっちゃ言われているんですけれど、慣れるまではなかなか難しいです(笑)。
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