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佐藤水菜から「敬語は使わないでください」も年上・大浦彩瑛は「難しい(笑)」 社会人から転身し3度目のGⅠ挑戦と最強女王との差 (2ページ目)

  • ハル飯田●取材・文 text by Haru Iida

――出場するメンバーのレベルも高く、大勢のお客さんの前でのレースとなると、やはり普段の開催とは違いましたか。

 雰囲気からレベルまで何もかもが違いましたね。なかでも(レースの)速度域が全然違うというのはすごく感じましたし、仕掛ける意識やタイミングも「みんなどんどん行く」みたいな感じで、普段とはまったく違いました。

――昨年11月の「競輪祭女子王座戦」では初日1着、準決勝2着で見事決勝へ駒を進めました。決勝ではアクシデントもあり(落車後に5着で入線)完全燃焼というレースではなかったと思いますが、それでもGⅠの決勝に乗ったことは自信につながる結果と言えるのではないでしょうか。

 そうですね。ただ、いい流れになったので「ツイてたな」と自分で思う面もちょっとあります。自分は機会こそ多くないんですけれど、練習で男子のS級選手につかせてもらうこともあって、その速度域に近いところでの展開になったので、自分のよさが生きたのかなと思っています。

【負けたくない同期と、女王サトミナへの意識】

――今年3月にはデビュー2年未満の選手から選抜される「ガールズフレッシュクイーン」に2年連続で出場し(今年は3着)、同期のなかでも一歩リードする立場にあります。大浦選手は社会人を経てガールズケイリン選手へ転身された異色の経歴の持ち主でもあって、同期のなかでも年長者にあたりますが、同期や後輩に負けられない意識はありますか。

 やっぱり意識はします。自分が強いとは全然思ってなくて、同期の126期だけでなく、128期もどんどん強い人が出てきていますし、先日南関東合宿に行った時には、その次の130期にも強い人がいるなと感じたので、「もっと力をつけないと」と思わされました。

――もっと伸ばすべきと感じているポイントはどこでしょうか。

 ちょっとひとつには絞れないですね。やっぱり自力でやるためには脚力が足りていなくて、最後に抜かれることも多いですし、(自力で)行ける距離が短いので戦術の幅が狭いと感じています。GⅠのような大舞台で自力で戦うにはまだまだですね。

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