ヒロド歩美が引き込まれた平野歩夢の「物語」 五輪男子ハーフパイプは間違いなく面白い戦いに (2ページ目)
【届けたいのは現場の"熱狂"と"音"】
今回のミラノ五輪は、私にとって本当に初めてづくしの大会になります。2021年夏の東京五輪は取材という形で参加しましたが、冬の五輪も、そしてキャスターとしてしっかりと携わるのも、今回が初めての経験です。
会場がミラノとコルティナの2拠点に分かれていて、4カ所ほどに会場が点在しているので移動も大変そうです。私は主にスノーボードなどが行なわれる「山の競技」担当で、文字どおりサバイバルな取材になりそうですが、それも楽しみのひとつですね。それぞれの場所で美しい景色に出会えるでしょうし、イタリアの美味しいピザも待っているはず(笑)。何より、そうした環境で日本人選手の活躍を見届けられることが、一番のエネルギーになります。
雪山での取材も初めてなんです。大学時代に趣味でスノーボードをやっていた、というくらいで......。夏の甲子園の取材で暑さには慣れているのですが、寒さには正直ビビっています(笑)。しっかりとした防寒対策で臨みたいですね。でも、ご一緒する松岡修造さんという大先輩がいらっしゃるので、その熱で温めてくださると信じています!
前回の北京五輪は、コロナ禍で多くの制限がありました。だからこそ今回は、その制限が解除された現地の「熱狂」を、肌で感じられることが本当に楽しみです。先日のフィギュアスケートのグランプリファイナルでも実感しましたが、テレビではなかなか聞こえない「音」が、現場にはたくさんあります。選手の息遣い、スノーボードのエッジが雪を切る音、そして観客の「声」。そういった、現場でしか感じられないリアルな音や空気感を、今回は敏感にキャッチして、しっかりとお届けしたいと思っています。
メダルが期待されるスノーボード競技の担当として、メダリストたちの喜びを伝える瞬間も多くなるはず。各局がその瞬間を狙う中で、私たちならではの言葉で、その喜びと感動を伝えられたらなと思います。
<プロフィール>
ヒロド歩美 ひろど・あゆみ/1991年10月25日生まれ。兵庫県宝塚市出身。早稲田大学国際教養学部卒業後、2014年に朝日放送テレビ(ABCテレビ)入社。2016年に『熱闘甲子園』のキャスターに就任。その後は『サンデーLIVE!!』『芸能界常識チェック!〜トリニクって何の肉!?〜』『芸能人格付けチェック』などに出演。2023年からフリーとなり、現在まで『報道ステーション』のスポーツキャスターを務めている。2026年2月6日に開幕するミラノ・コルティナ冬季オリンピックのテレビ朝日系中継番組では、松岡修造とともにキャスターを務める。
著者プロフィール
堤 美佳子 (つつみ・みかこ)
ライター・編集者・記者。1993年、愛媛県生まれ。横浜国立大学卒業後、新聞社、出版社を経てフリーランスとして独立。ビジネス誌を中心にインタビュー記事などを担当。学生時代は埼玉西武ライオンズ一筋で、現在はラグビー観戦にハマりつつある。
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