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カーリング女子日本代表が圧巻のショット率を叩き出した要因。初の頂点へ緻密な戦略に期待 (3ページ目)

  • 竹田聡一郎●文 text by Takeda Soichiro
  • photo by JMPA

 もちろん、これはたかがデータである。しかし、この数字をJDリンドコーチ率いる日本がどう捉えるか。ミュアヘッドにインターンのテイクを強いる石の配置を仕掛けてきてもおかしくない。それが、4年前の再現につながる可能性はゼロではない。

 振り返ってみれば、ラウンドロビン最後の相手がスイスだったこと、ラウンドロビン5勝4敗という勝ち星で、最後はスウェーデンに救ってもらう形でクオリファイを果たしたことも、4年前と同じ。そんな奇縁を考えれば、ますます期待は膨らむ。

 いずれにしても、両チームが投げやすい石を選んで挑む頂上決戦。イギリスが20年ぶり2回目、日本が初の金メダルをかけた試合はハイレベルなものになるだろう。

 まずは1エンド、日本のリード・吉田夕がこれまでどおり安定したセットアップを見せるのか。注目したい。

ロコ・ソラーレ「オリジナル・フォトギャラリー」

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