実力派女子キャンパーが冬キャンプで愛用するグッズ5選。テント内の「おこもり時間」が充実する (2ページ目)
──冬キャンプで気をつけることは何でしょう?
森 とにかく暖かく! 寒さを甘くみてはいけません。適切な服装や寝袋の準備はもちろん、家にある羽毛布団や暖房器具などを持って行けるならしっかり活用してほしいですね。薪ストーブなど火が出る暖房器具を使うなら、火事や一酸化炭素中毒には細心の注意を払ってください。あと、忘れがちなのがスケジューリングの重要性。冬場は日照時間が短いので、あらかじめ日没時間を調べて、キャンプ場への到着や設営にかかる時間のシミュレーションをしておくことが大切です。
──キャンプで「暖をとる」といえば、焚き火ですよね。
森 暖かいのはもちろん、見ていて飽きないし、いい火を育てるのが楽しいんです。薪を組み直しながら、自分の思ったように火の形を変えたり、調理用のおき火にしたり。焚き火が終わりかけのひとときも好きで、炎を楽しんだあと、最後にまたたくメラメラ感を愛でたいんです。あぁ、終わっちゃうなって。線香花火の最後みたいな感じですね。
そんな焚き火を一番満喫できるのが、冬。暑い時期だと、熱くてちょっと距離が必要じゃないですか。冬は炎に近づいて暖かい。幸せです。
.....とはいえ、焚き火だけでは寒さの限界がくるんです! だから、開き直って「外で、中で過ごす」。つまり野外にいてテントの中で過ごす、おこもり時間を充実させるのもひとつの手。心地いい時間を過ごせる、冬キャンプのおすすめグッズをご紹介します。
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