IOCバッハ会長に聞く「リオ五輪で最も楽しみにしていることは?」 (6ページ目)
最高の絆は、競技を終えた選手たちによって選手村でつくられる。自分の競技が終わると、多くのアスリートはその瞬間に競技人生を終える。彼らは体力的にはピークのまま。発散しきれなかったエネルギーを持てあまし、選手村をうろつく。周りにいるのは、これまた完璧な肉体を持ったアスリートたちだ。
そんな状況で何が起こるか。涙もろくもなく、ナショナリズムとも関係のない乱痴気騒ぎだ。2000年のシドニー・オリンピックでは、アスリートが選手村に入るときに51個のコンドームを支給された(「大会期間17日間×3」ということなのか)。ちゃんと使い切られたようだった。
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