5度目のツール・ド・フランス参戦。新城幸也「自然体の走り」 (3ページ目)
逃げ切れなかったレースの終盤は、気持ちを切り替えてアシスト役としてメイン集団の先頭を牽引(けんいん)するなど存在感を示した新城。
「いい形でエースを助けられたので結果オーライかな。暑さでばてている選手もいるが、自分は上りの調子も悪くないので、これからもまた頑張りたい」
日本のファンは新城のステージ優勝を期待しているかもしれないが、新城のようにマークされる実力になってしまうと、それは逆に難しくなってくる。それでも、連日のようにチームのために着実な働きをして、いとも簡単にツール・ド・フランスを走り続けている新城だけに、パリまでのステージでこれまで以上のことをやってのける可能性も十分あるはずだ。
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