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ワンピース・オン・アイスで「サンジがサンジすぎる」話題の島田高志郎が作品への愛を語る (4ページ目)

  • 山本夢子●取材・文 text by Yamamoto Yumeko
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

【どんどん沼にハマって】

ーー今回のサンジ役を見て、フィギュアスケートに興味を持った『ワンピース』ファンの方もいらっしゃいます。最後に、『ワンピース』ファン、そしてスケートファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 本当ですか? そうだったらうれしいです。競技会では4回転ジャンプとか難しい技をやっているので失敗もありますし、表現の幅も制限されたり、されなかったり、いろんな面があります。

 今回のアイスショーを見て、気になった選手がいればまずそこから、そしてちょっとずついろんな選手を見ていただいて、表現の仕方ってこんなに違うんだと思っていただけたらいいなと。この要素が好きだなとか、このポイントが好きだという自分の感情を大事にしていただいて、そこからどんどん沼にハマっていっていただければ(笑)。

この記事に関連する写真を見る これからシーズンが始まりいろんな大会も開催されるので、『ワンピース・オン・アイス』のあの役の選手が出るらしいよという感じでぜひチェックをしていただきたいです。

 これだけショーに出ていると新シーズンの準備の時間がなくなっちゃうんじゃないかと心配される方もいると思いますが、出演している現役選手は誰ひとり練習をおろそかにしていないですし、試行錯誤しながら練習をしています!

9月2、3日には名古屋公演が開催される photo by OPOI 20239月2、3日には名古屋公演が開催される photo by OPOI 2023この記事に関連する写真を見る
【プロフィール】
島田高志郎 しまだ・こうしろう 
2001年、愛媛県生まれ。早稲田大学在学中、木下グループ所属。2022−2023シーズンチャレンジャーシリーズ・ロンバルディア杯で2位、東京選手権で優勝。GPシリーズは、スケートアメリカ(9位)とイギリス大会(4位)に出場。全日本選手権でも2位の成績を残す。

著者プロフィール

  • 山本夢子

    山本夢子 (やまもと・ゆめこ)

    スポーツライター。青森県八戸市出身。5歳からフィギュアスケートを習い始め、高校卒業まで選手として各大会に参加。その後、渡米し大学を卒業、就職。帰国後は、コピーライターとして広告制作に携わる。2005年からフリーランス。現在はライターとしてフィギュアスケートの専門誌を中心に執筆中。

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