ワンピース・オン・アイスで「サンジがサンジすぎる」話題の島田高志郎が作品への愛を語る (3ページ目)
【氷上のバトルシーンに注目】
ーーサンジの「ここは見どころ」というシーンは?
スピードがあるなかでボンちゃんと足と足を合わせることは難しいんですけど、いざ交差するシーンを写真に撮ってもらった時、原作に近い動きを取り入れています。スケートでどうやってサンジ対ボン・クレーを表現しているか注目してほしいです。
サンジが「メロリン」状態になってクネクネするところも、コーザ役の友野一希くんと「腰から砕けたほうがよくない?」と言いながら追求したので、そこもぜひ注目していただければ(笑)。
ーー名古屋公演の見どころは?
ショー全体を見ていただきたいです。氷上で「砂」をどう表現するのかという演出もそうですし、陸では表現できない、スケートならではのよさを活かしてつくり上げられたもの。スケートだからこそ表現できる挑戦も詰め込まれているので、作品全体をとおしてアラバスタ編がどう仕上がっているのかをまずは見ていただきたいな、と。
氷上のバトルシーンは大迫力 photo by OPOI 2023この記事に関連する写真を見る ルフィとクロコダイルのバトルシーンは細部までこだわってさまざまな要素が詰め込まれているなと、原作ファンとして毎回感動しています。
あと、最後の「仲間の印」シーン。僕らはうしろを向いているのでビビのスケートが見えないんですよね。感動したという声をよく聞くので、見ていただきたいですし、僕も見てみたいです(笑)。
また殺陣のシーンでは、国王軍と反乱軍の雄叫びは鳥肌がゾワッと立ってしまうくらいの迫力がありました。裏から出ていく時もめっちゃカッコいいんですよ。「うおお!」という感じで勢いよく出ていくし、全員ゼエハアと息を荒くして帰ってくるんです。殺気や勢いがあって。
コーザが反乱軍を引き連れて滑るシーンも「コーザってこんなカッコいいんや」と思うくらい迫力があるし、犯罪組織のバロックワークスの登場シーンも「大丈夫? 麦わらの一味勝てる?」って、嫉妬するくらいカッコいいです。
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