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元モー娘。尾形春水が「フィギュアスケート顔」に変身! アーティスト石井勲が魅せる銀盤に映えるメイク術 (3ページ目)

  • 山本夢子●取材・文 text by Yamamoto Yumeko
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

●鮮やかな「フィギュア顔」に変身!

 メイクを終えた尾形さんは、何度も鏡を見てメイクの出来映えをうれしそうに確認。

(ビフォー)フィギュアスケートメイク前(ビフォー)フィギュアスケートメイク前この記事に関連する写真を見る(アフター)フィギュアスケートメイク後(アフター)フィギュアスケートメイク後この記事に関連する写真を見る「スケートをやっている時は親が研究してメイクをしてくれていたので、こんなに芸術的なメイクをしてもらうのは初めてですし、ふだんしないメイクを体験できて楽しかったです。シーブルーはとても好きな色なんですけど、メイクに取り入れるのは難しいと思っていたので、その色を入れていただいてすごくうれしかったです。

 自分の変わりようも驚きましたし、もし今もスケートをやっていたらこんな感じなのかなと妄想したりしていました。アイドルもスポーツも、コツコツと裏で努力することが大事なので、10年間続けたスケート経験は、私のアイドル生活を支えてくれているなと思います。またちょっとスケートをやってみたいなとも思ったりしました」(尾形さん)

 スポーツをしても崩れず、音楽や衣装と調和したメイクを提案するスポーツメイクの第一人者である石井さんはこう説明する。

「彼女のイメージカラーであるシーブルーを使って昔のプログラムを大人バージョンにリメイクしてみました。尾形さんが『シーブルーをうまくメイクに取り入れられない』とお話しされていましたが、どんな人でも目尻に色を乗せるとうまく使えたりするんです。目が腫れぼったくなるからピンクは使えないなと思っている人でも、目尻だけに使ってみると似合うメイクになると思います。

 スケートメイクに限らずふだんからでも、そうやってメイクに色を取り入れてみると新しい一面を引き出せるのでは。ぜひ試してみて、メイクを楽しんでいただけたらと思っています」(石井さん)

アイスショーなどでトップ選手のメイクを手掛けている石井さんアイスショーなどでトップ選手のメイクを手掛けている石井さんこの記事に関連する写真を見る 汗をかいても崩れない丁寧なベース作りと鮮やかな色使いのフィギュアスケートメイクを、これから暑くなる季節に取り入れてみるのもいいかもしれない。

この記事に関連する写真を見る【プロフィール】
石井 勲 いしい・いさお 
テレビCMやポスター撮影をはじめ、国内外のイベントで講師としても活躍する「KOSÉ」のメイクアップアーティスト。フィギュアスケートやアーティスティックスイミングの選手のメイク指導や監修も務める"美しく落ちにくい"メイクのエキスパート。


尾形春水 おがた・はるな 
元「モーニング娘。」で、現在は4人組ガールズグループ「Youplus」で活動中。中学3年まで10年間、フィギュアスケートを経験。東京都内のサウナ施設はほぼ把握済みというサウナ女子の一面も。透明感溢れる美肌と明るい笑顔が魅力。

「フィギュアスケートメイク」詳細記事も掲載↓

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著者プロフィール

  • 山本夢子

    山本夢子 (やまもと・ゆめこ)

    スポーツライター。青森県八戸市出身。5歳からフィギュアスケートを習い始め、高校卒業まで選手として各大会に参加。その後、渡米し大学を卒業、就職。帰国後は、コピーライターとして広告制作に携わる。2005年からフリーランス。現在はライターとしてフィギュアスケートの専門誌を中心に執筆中。

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