元モー娘。尾形春水が「フィギュアスケート顔」に変身! アーティスト石井勲が魅せる銀盤に映えるメイク術

  • 山本夢子●取材・文 text by Yamamoto Yumeko
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

 華麗な演技を引き立てる衣装とヘアメイクは、フィギュアスケートという競技になくてはならない舞台装置のひとつ。今回、数々のスケーターのメイクを手掛けてきたKOSÉ(コーセー)のメイクアップアーティスト・石井勲さんに「銀盤に映えるメイク術」を教わった。

メイクアップアーティストの石井勲さん(左)とタレントの尾形春水さんメイクアップアーティストの石井勲さん(左)とタレントの尾形春水さんこの記事に関連する写真を見る

●アイドルがプロの技を体験

 フィギュアスケートメイクのモデルを務めてくれたのは、元「モーニング娘。」メンバーで、現在は4人組ガールズグループ「Youplus(ユープラス)」で活動する尾形春水(はるな)さん。中学3年までの10年間、長光歌子コーチのもとで競技に打ち込んだ元フィギュアスケーターだ。

 石井さんが今回の企画のために提案してくれたメイクは、尾形さんが小学生の時に水色の衣装を着て滑っていた『少林少女』のプログラムと、尾形さんのキーカラーであるシーブルーを活かしたクールなスタイル。

 鮮やかな青のアイシャドウを使い、尾形さんの新しい一面を引き出した。日常メイクよりも崩れにくく、氷上に映えるフィギュアスケートメイクの工程を紹介しよう。

『少林少女』のプログラムのポーズをとる小学生の頃の尾形さん 写真提供/尾形春水『少林少女』のプログラムのポーズをとる小学生の頃の尾形さん 写真提供/尾形春水この記事に関連する写真を見る

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プロフィール

  • 山本夢子

    山本夢子 (やまもと・ゆめこ)

    スポーツライター。青森県八戸市出身。5歳からフィギュアスケートを習い始め、高校卒業まで選手として各大会に参加。その後、渡米し大学を卒業、就職。帰国後は、コピーライターとして広告制作に携わる。2005年からフリーランス。現在はライターとしてフィギュアスケートの専門誌を中心に執筆中。

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