本田望結「中途半端だなと思ったこともあります」。それでもスケートと女優を続けて「欲張りでもいいのかな」と思えた助言があった (2ページ目)

  • 泊 貴洋●取材・文 text by Takahiro Tomari
  • 柳岡創平●撮影 photo by Yanaoka Sohei

【スケートと女優「ふたつあるのが自分」】

ーー学業もあるなか、二足のわらじを履き続ける理由は?
 
 履けているかどうかわからないですし、ただただ好きでやっているだけなんです(笑)。ふたつを続けることを、欲張りじゃないかと思ったり、中途半端だなと思ったこともあります。

 でも、「好きなことをたくさん見つけられるのはすごいことだよ」とある方に言っていただいて、欲張りでもいいのかなと。今ではふたつあるのが自分というか、本田望結がふたりいる感覚なんです。だからこの先も、嫌いになるまで(スケートと女優を両立する)今の生活を続けていきたいです。

この記事に関連する写真を見るーー最近では、YouTubeチャンネル『本田姉妹やで』や、Instagramなども話題に。SNSはどういう存在ですか?

 事務所の方と相談して始めたんですが、SNSはお仕事の一環とは思っていなくて、ファンの方とつながることができて楽しいからやっているという感じです。

 今は本当に、SNSの時代ですよね。SNSをテーマとしたドラマや映画が出てきてますし、SNSを活用して自分の個性を出していらっしゃる方もたくさんいます。

ーーファンにとっては、素顔が垣間見えるよさがあります。

 私もYouTubeの動画を見た方から、「望結ちゃんって、こんな子だったんだ」と言われることが多いです。家族といる時の素の自分がそのまま出ているので、マネージャーさんは不安かなと思いますけど(笑)。

この記事に関連する写真を見る

2 / 3

厳選ピックアップ

キーワード

このページのトップに戻る