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【ボクシング】山中慎介が語る、中谷潤人が「井上尚弥以外はメッタ打ちにされた」強敵相手に直面したスーパーバンタム級の壁 (2ページ目)

  • 篠﨑貴浩●取材・文 text by Shinozaki Takahiro

【スーパーバンタム級の洗礼。約1.8キロの重み】

――中谷選手は、階級を上げたことによる影響を感じましたか?

「それは間違いなくあると思います。バンタム級までと違って、今回の相手は身長も同じくらい(中谷173cm、エルナンデス175cm)でしたし、何よりフィジカルの強さが違いました。エルナンデスは一発で倒すタイプではないですが、手数とパワーで相手をねじ伏せていく選手。これがスーパーバンタム級の現実、という感じだったんじゃないでしょうか」

――約1.8キロの差に、中谷選手がアジャストするにはもう少し時間がかかるでしょうか?

「試合が始まるまでは、そうは思わなかったんですけどね。バンタムでの減量の厳しさから解放されるわけですから、むしろプラスに働くんじゃないかと思っていたんですが......。実際に戦ってみると、約1.8キロの差、スーパーバンタム級のフィジカルの違いは、中谷自身が一番感じたはずです」

――中谷選手のコンディション調整がうまくいかなかったという可能性についてはいかがですか?

「確かに、体調が万全じゃなかったとしたら、ああいう動きになる可能性はありますね。試合後にそういった話も出ていましたけど、はっきりとしたことはわかりません。それ以上に、やはりエルナンデスが難敵だったということが大きかったと思います」

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