【男子バレー】堺ブレイザーズの山根大幸が振り返る"バレーにハマる瞬間" 中央大学ではライバルと「バチバチ」で成長 (3ページ目)
【ライバルと切磋琢磨し、SVリーグへ】
山根はバレーの強豪、中央大学からオファーを受けた。「Vリーグ(今でいうSVリーグ)で活躍する選手を育てるところです」と言われて、大学ではその意識でコートに立った。
「中央大学では、同期で同じミドルに(どちらも現在はウルフドッグス名古屋に所属する)澤田晶と山﨑真裕がいて、ライバル意識がすごかったです。たとえばポジション別練習では、誰かがブロックを決めたら空気がピリッとするんです。1年生の時からバチバチでした。でも今考えると、その関係があったからこそ成長できたし、いい環境だったと思います」
そうして、SVリーグへの道を切り開き、2025-26はプロ1年目を戦い抜いた。
「プロのレベルの高さは感じています。気づけば、周りはすごいメンバーばかり。観客のプレッシャーも、大学とは違いますね」
それでも、彼はトップリーグに辿り着いた。友人のおかげでバレーの道に入り、中学時代は市大会レベルからバレー名門校に進み、そこで身長がぐんと伸びた。レギュラーのミドルがオポにコンバートされることもあったという。
そして春高予選で活躍し、早生まれであったことからU-18日本代表にも選ばれた。大学では最高のライバルがチーム内にいて、しのぎを削り合った。
山根は運を力に変えてきた。今度は、SVリーグでどんな幸運を引き寄せるのか。
(後編:【ハイキュー‼×SVリーグ】山根大幸が選んだベストゲームは物語が完結する試合 最後は日向翔陽と影山飛雄の対決で「最高ですよ」>>)
【プロフィール】
山根大幸(やまね・ひろゆき)
所属:日本製鉄堺ブレイザーズ
2003年3月14日生まれ、群馬県出身。身長191cm・ミドルブロッカー。中学からバレーを始め、県内のバレー強豪校・前橋商業高校に一般入試で進学。高校2年時に春高バレーに出場し、U-18日本代表に選出された。中央大学でも全日本インカレなどで活躍し、2025年に日本製鉄堺ブレイザーズに入団した。
著者プロフィール

小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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