【男子バレー】「日本人選手にはネガティブなエゴがない」ブリザールが明かす日本バレーの特長
アントワーヌ・ブリザール/大阪ブルテオン
インタビュー後編(全3回)
サッカーのJリーグやプロ野球だけでなく、バレーボールのSVリーグにも、さまざまな国からやってきた外国籍選手が在籍している。彼らはなぜ、日本を選んだのか。そしてこの国で暮らしてみて、コートの内外でどんなことを感じているのか。シリーズふたり目のバレーボール選手は、直近の五輪を2連覇したフランス代表のセッターで、今季から大阪ブルテオンに加わった正真正銘のワールドクラス、アントワーヌ・ブリザールだ。
穏やかな表情でポーズをとるアントワーヌ・ブリザール photo by Shogo Murakami
【ブルテオンで一番女性に人気があるのは?】
SVリーグのレベルはイタリアなどヨーロッパのトップリーグにも決して劣らない──世界を2度も制したアントワーヌ・ブリザールは、率直にそう思っている。そして彼自身、日本での異なるタイプのバレーボールを楽しんでいると言う。
「タイプは違っても、同じスポーツであることに変わりはない。それに冒頭に言ったように、僕自身、変化を求めていたからね。またSVリーグのセッターのなかで、自分は大きくてフィジカルが強い方だと思うので、"違い"を作ることができると思う。加えて、最高のチームメイトにも囲まれているので」
では大阪ブルテオンの仲間たちを、ブリザールに紹介してもらおう。
──チームで一番楽しい人は?
「ナカムラ(中村駿介)か、ヤマモト(山本智大)だね。ふたりともクレイジーで、自分には理解できないけど、きっといつも面白いことを言っていて、みんなを笑わせているんだ。言葉が通じなくても、僕も笑ってしまうよ。ヤマモトとは一緒にプレーするのも好きだね」
──チームで一番おしゃれな人は?
「うーん、どうかな。チームメイトとはコート以外で会う機会が少ないから、あまり知らないけど、たぶんニシダ(西田有志)だと思う」
──チームで女性ファンに一番人気があるのは?
「僕だよ!(笑)それは冗談だけど、会場に来てくれるファンの多くが女性で、しかも彼女たちは選手にプレゼントを持ってきてくれる。嬉しいよ。ヨーロッパにはないファン文化だね。チームで一番人気があるのは、おそらくケンユウ(仲本賢優)じゃないかな」
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