【女子バレー】アランマーレ山形のオポジット、若泉佳穂が語るSVリーグの"洗礼"「やっていけないかも」 (3ページ目)
【SVリーグの"洗礼"も乗り越えて】
SVリーグ1年目となった今シーズン、若泉は483得点を記録した。総得点は日本人9位。チームが最下位と苦しんだことを考えると大健闘だ。
「シーズン序盤はSVリーグの"洗礼"を受けまくりでした。スパイクが通らず、全部止められて、『私、やっていけないかもしれない。こんなにできないんだ』となりました。とにかく打数を増やすしかなくて、それで対策されたら、できることを増やすしかないと気持ちを切り替えました。前半戦がグダグダだったわりには、(得点数は)伸びたと思いますね」
若泉は試練のなかで成長していった。実戦を多く重ねて、必要な強さを身につけた。試合に出続け、スパイカーとして重荷を背負ってきたことの賜物だ。
「VリーグからSVリーグのチームに入って活躍するのは夢があるし、私が活躍することで『いけるかも』と思ってくれる人がいたらうれしいです。コートに立つことは、あくまでスタートライン。そこからの活躍が必要なことは、肝に命じています」
若泉はそう言って、オポの自負をあらためて語った。
「外国人オポには負けたくないですね。どうしても外国人選手が入りやすいポジションだし、身長が高い選手には高いトスが上げられて楽でしょうけど、だからこそ負けたくない。得点力で相手に警戒されたいし、味方から『上げればなんとかしてくれる』と託される選手になりたいです」
(後編:【ハイキュー‼×SVリーグ】「憧れ」はウシワカ、「推し」は赤葦京治 ミスのあとのタスクフォーカスに共感>>)
【プロフィール】
若泉佳穂(わかいずみ・かほ)
所属:アランマーレ山形(2025-26シーズン)
1999年8月20日生まれ、福井県出身。身長175cm、オポジット。小学3年でバレーを始める。福井工業大学附属福井高校時代は、インターハイ、春高バレーに出場。中京大学を経て2022年にV.LEAGUE Division2のブレス浜松に入団。最優秀新人賞、得点王、ベスト6など多くのタイトルを受賞した。2025年、アランマーレ山形に入団した。
著者プロフィール

小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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