【ハイキュー‼×SVリーグ】サントリー甲斐孝太郎は弟・優斗との関係を、宮ツインズと重ねる 『ハイキュー‼』ベストメンバーの7人も選んだ
『ハイキュー‼』×SVリーグ コラボ連載vol.2(6)
サントリーサンバーズ大阪 甲斐孝太郎 後編
(前編:甲斐孝太郎が辿り着いたリリーフサーバーの境地「流れを持ってくるのが面白い」>>)
現役のSVリーガーに、バレーボール漫画『ハイキュー‼』を語ってもらうコラボ連載。選手たちが選ぶベストメンバー、共感したシーン、ベストゲームとは?
(c)古舘春一/集英社 選手写真/SVリーグこの記事に関連する写真を見る
<SVリーガーが語る『ハイキュー‼』>
Q1、監督目線で『ハイキュー‼』のベストメンバーを選ぶなら?
【オポジット】
牛島若利(白鳥沢学園高校)
【アウトサイドヒッター】
木兎光太郎(梟谷学園高校)、星海光来(鴎台高校)
【ミドルブロッカー】
天童覚(白鳥沢学園高校)、黒尾鉄朗(音駒高校)
【セッター】
孤爪研磨(音駒高校)
【リベロ】
西谷夕(烏野高校)
「オポジットは、やっぱりウシワカ(牛島)ですね。『自分がやってやる』というのが伝わってきます。最近の自分は、サーブで流れを変えた瞬間もうれしいんですけどね。
木兎はチャラチャラしているけど、頑張れる選手。自分は、彼のようには振る舞えないですけど(笑)。星海は『小さい事はバレーボールに不利な要因であっても 不能の要因では無い‼』というセリフとか、身長の低さを言い訳にしないのがいいですね。
ミドルの天童はひとりで決めにいく感じだけど、頭を使っているのも好きです。もうひとりの黒尾はスパイク、ブロック、レシーブを難なくこなすところがいいですね。
研磨はセッターとして『考えているな』と感じます。試合を通し、計画を立てていますが、ゲーム感覚なのもいい。西谷はオーバーでジャンプフローターのサーブをさばけず、それが弱点だったけど、それを克服していく。その物語が好きです」
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著者プロフィール

小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。



















































