検索

【ハイキュー‼×SVリーグ】サントリー鬼木錬が選ぶ『ハイキュー‼』ベストメンバー 自分と同じミドルでは音駒のクロに共感 (2ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

Q2.教訓となった、共感した場面や言葉は?

「黒尾がツッキー(月島蛍)にブロックを教えているシーンは好きですね。自分も高校からミドルをやることになって、最初は先生や先輩に教えてもらっていたので。その日々を思い出します」

Q3.作中の個人的ベストゲームと、その理由は?

烏野高校vs音駒高校

「映画もよかったです。個人的には最後のシーンがすごく好きで。(孤爪)研磨がトスをしようとして、汗でボールが抜けるじゃないですか。汗で滑るのは、実はよくあることなんです。でも、それを最後に描くのはすごくて、しっかりバレーを理解した上で描いているんだなって。烏野を応援していましたが、『これで終わりか』って気持ちが長く残るシーンでした」

(連載6:甲斐孝太郎が辿り着いたリリーフサーバーの境地「流れを持ってくるのが面白い」>>)

【プロフィール】

鬼木錬(おにき・れん)

所属:サントリーサンバーズ大阪

2000年8月28日生まれ、福岡県出身。204cm・ミドルブロッカー。中学までサッカーをやっていたが、バレーボール部の監督に誘われて祐誠高校1年からバレーを始める。その後、日体大を経て2023年にサントリーサンバーズ大阪に入団。10月にVリーグデビューを果たした。同年にはユニバーシアード日本代表、翌年にはシニア日本代表に登録された。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

【写真】SVリーガーたちが選んだ『ハイキュー‼』好きなキャラクターベスト3

2 / 2

キーワード

このページのトップに戻る