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【ハイキュー‼×SVリーグ】日向翔陽の「低身長ミドル」の戦い方に共感するアランマーレ山形の伊藤摩耶 武器は朝練100本で磨いたサーブ (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

――印象に残った名言は?

「鵜飼繋心コーチの『バレーは!!! 常に上を向くスポーツだ』ですかね。バレーではボールが動いている時、決して下を向かない。そこは他のスポーツと違うところですね」

――好きなキャラクター、ベスト3は?

「1位は同じミドルで、共感できる日向ですね。2位は影山(飛雄)。あれだけ的確なトスをあげるセッターっていいですね。ミドルはサイドと違って、トスを合わせてもらう側なので。3位も烏野で、リベロの西谷(夕)。『背中は俺が護ってやるぜ』っていうのが心強い。ミドルはリベロとの連係が大事で、ラリーが始まる前に『こっち(のコースを)お願い』と会話もするので、そういう親近感もあります」

―ベストゲームは?

「チームの先輩の(赤星)七星さんと一緒に行った映画がよかったので、烏野vs音駒です。ミドルブロッカーとしては月島が見どころ。私たちアランマーレも、リードブロックを大事にしてます!」

(連載50:孤爪研磨のプレーが「勉強になる」アランマーレ山形の石盛めるも 自身は母の厳しさ・祖母の優しさで成長>>)

【プロフィール】

伊藤摩耶(いとう・まや)

所属:アランマーレ山形

1997年2月9日生まれ、宮城県出身。174cm・ミドルブロッカー。母の影響で小学3年生からバレーを始める。中学時代は県選抜に選出され、東北生活文化大高では主将も務めた。日体大3年時に関東1部リーグのブロック、サーブ賞を受賞。2019年にアランマーレ山形に入団した。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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