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西田有志、髙橋藍...SVリーグ初のオールスター戦で見せたそれぞれの「バレー愛」 (3ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

 彼らがしのぎを削るリーグ戦は、来週から再開する。王者サントリーは現在2位で、激しくブルテオンを追う。名古屋、ジェイテクト、東京グレートベアーズなどにも十分、逆転のチャンスはある。どこも初代王者を狙うが、チャンピオンシップも含めると長丁場が続く。

 はたして、男子バレーはこの活気を梃子(てこ)に、野球やサッカーと人気で肩を並べられるのか。その一歩を占う正念場だ。

「シーズンはタフな戦いになってくると思うので、そのために準備をします。疲労、ケガも増えてくると思うから、しっかりとケアをして。常に改善させながら、その先に優勝があるように......」

 再開に向け、西田の誓いの言葉だ。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

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