大坂なおみ、全豪OP好発進。
世界ランク1位に躍り出る可能性もあり (2ページ目)
昨年、大坂がUSオープンで初優勝を収めて、日本人初のグランドスラムチャンピオンになって以来、初めて迎えるグランドスラムが今回の全豪オープンだ。
日本だけでなく海外からの注目も高く、大坂の1回戦は、大会2日目に、センターコートであるロッド・レーバーアリーナのナイトセッション第2試合に組まれた。
「ここでナイトマッチはプレーしたことがなかったので、うれしかったですし、自分自身楽しもうとしました。本当にすばらしい雰囲気でした」
約2万人の観客が見守るなか、大坂は伸び伸びと自分のプレーを披露し、試合後のオンコートインタビューでも、ユーモアで笑いを誘って、オーストラリアでも多くのファンの心をつかんだ。
今回の全豪オープンで、大坂は第4シードになり、これまでのグランドスラムで最上位のシードを獲得したが、そのポジションに浮かれず、地に足をつけて1試合ずつ戦っていく決意だ。
「その都度ワンステップずつ踏んでいかなかなければいけません。誰もがグランドスラムの1回戦で負けたいと思っていないでしょうから、今現在の私の目標は、それになります。それから3回戦にはすでに何度も到達していますけど、それが次の目標です。できれば準決勝、それから、決勝、優勝を考えることができると思います。たくさんのいいプレーヤーがいますし、すべての選手がこのトーナメントで優勝したいと思っているのを知っています。だから、すぐに優勝のことは考えません」
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