錦織圭、悔やむ節目の第３セット。
「あの第５ゲームを取れていたら...」 (3ページ目)

　そう冷静に語る声は、悔しさを押し殺しているようだった。

「サーブがよくなってきているのと、芝で自分のテニスを見出せたのは大きな収穫。今日は悔しいですが、次につながる２週間だったと思います」

　４つの勝利と１つの敗戦を連ねたウインブルドンを、彼はそう集約した。

　センターコートをため息と歓声に満たしたテニスに、悔いと希望を詰め込み"聖地"を後にする。

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