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松田努は40歳を過ぎても現役に固執した「中年の星」 トレードマークの襟足の長い髪型も愛されていた (4ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji

【少しだけ襟足は短くなった】

 現役引退後は、東芝ブレイブルーパス東京のアカデミーで子どもたちを指導し、娘・凛日の成長にともなって女子選手だけのスクール「松田塾」を開校。それが現在の女子ラグビーチーム「ブレイブルーヴ」の誕生につながっている。

「ラグビーから学んだことや、楽しさ、厳しさを、子どもたちに教えていきたい」

 現役時代より少しだけ襟足が短くなった松田は、今でも現役時代と同じように東芝府中のグラウンドで汗を流している。

著者プロフィール

  • 斉藤健仁

    斉藤健仁 (さいとう・けんじ)

    スポーツライター。 1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。2000年からラグビーとサッカーを中心に取材・執筆。ラグビーW杯は2003年から5回連続取材中。主な著書に『ラグビー『観戦力』が高まる』『世界のサッカーエンブレム完全解読ブック』など多数。

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