松島幸太郎、渡仏の理由と日本代表への思い
「世界で通用する選手になるため」 (5ページ目)
「世界の見る目も変わってくると思うし、(日本代表には)海外で活躍できる選手もいるので、経験を積むために海外でプレーしてほしい。自分もスーパーラグビーを経験してきたので、いい話があれば、ヨーロッパのチームでできれば。レベルアップのために、厳しい環境に身を置きたい」
海外からいくつもオファーがあったなか、松島は最も熱心に誘ってくれたクレルモンを選んだ。
「電話でGMと話したが、シンプルに『来てくれ』と。熱意が感じられた。(自分は)チームにアタックで勢いを与えられる選手という認識だったので、求められるところに行ったほうがモチベーションになる」
サントリーの同僚で、かつてフランスの強豪トゥーロンで活躍した元オーストラリア代表CTB(センター)マット・ギタウにも、いろいろと相談したという。サントリーは来季以降も松島との契約を残していたが、「日本代表、日本ラグビーのため」と、7シーズン在籍してタイトル奪取にも貢献してきた松島の背中を後押しした。
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