トップリーグで輝くルーキーたち。新人賞争いで先頭を走っているのは?
2019年ラグビーワールドカップ(W杯)での日本代表チーム躍進の影響により、トップリーグはチケット完売の試合が続出するなど、過去最高の盛り上がりを見せている。その今季のトップリーグで予想以上の活躍を見せているのが、大卒・高卒1年目のルーキーたちだ。
開幕から目覚ましい活躍を見せているパナソニックの竹山晃暉 W杯が9月下旬から11月頭まで開催されたことによって、今季のトップリーグは従来の秋スタートではなく、翌年の1月〜5月(全15節)という変則日程が組まれた。その結果、入団した新人選手たちには10カ月ほどチームに馴染む時間があり、夏にはカップ戦も行なわれるなど、実戦経験を多く詰め込めた。
ルーキーの活躍はトップリーグの活性化だけでなく、日本代表の強化にもつながる。「次のW杯に向けて、もう準備は始まっています。『2023年のOne Team』の一員になりたいと思っている若い選手は、今から挑戦を始めることが大切」。そう語った日本代表を率いるジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)も、若手の台頭に目を細めているはずだ。
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