逆転でセブンズ五輪代表入り。
藤田慶和「W杯の悔しさを胸にリオへ」 (2ページ目)
【男子7人制ラグビー日本代表メンバー】
桑水流裕策(くわずる・ゆうさく/コカ・コーラ/キャプテン)
副島亀里 ララボウ ラティアナラ(そえじま・かめり/玄海タンガロアラグビー)
徳永祥尭(とくなが・よしたか/東芝)
彦坂匡克(ひこさか・まさかつ/トヨタ自動車)
坂井克行(さかい・かつゆき/豊田自動織機)
合谷和弘(ごうや・かずひろ/クボタ)
藤田慶和(ふじた・よしかず/パナソニック)
トゥキリ ロテ(クボタ)
レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ)
羽野一志(はの・かずし/NTTコミュニケーションズ)
後藤輝也(ごとう・てるや/NEC)
福岡堅樹(ふくおか・けんき/パナソニック)
松井千士(まつい・ちひと/同志社大)
山田章仁(やまだ・あきひと/パナソニック)
藤田とセブンズの出会いは東福岡高校2年の終わり――、2010年3月に開催された「第2回セブンズアカデミー」だった。2009年にリオ五輪の正式種目となったことを受け、日本協会が始めたプログラムの2期生として受講したのがキッカケである。
そして高校3年生のときには、当時17歳で7人制・日本代表に初選出。その年の11月にはセブンズのワールドシリーズ(F1のように世界を転戦する世界大会)・オーストラリア大会に出場を果たした。南アフリカ戦では世界的スター選手のセシル・アフリカに追いついてトライを与えず、ケニア戦では逆にトライを決めるなど、藤田は初の世界大会でセンセーショナルなデビューを飾る。
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