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【男子バレー】大塚達宣が語る、ミラノの主力選手になったことでの変化 「強く、しつこくトレーニング」

  • 坂口功将●取材・文・撮影 text & photo by Sakaguchi Kosuke

【ミラノの主力選手になって変わった意識】

「世界最高峰のバレーボールリーグ」と称されるイタリア・セリエAのミラノで2シーズン目を戦う大塚達宣。自身初の海外挑戦となった2024-25シーズンよりも、今シーズンはスタメンで起用される機会が増えた。

ミラノでスタメン起用が増えた大塚ミラノでスタメン起用が増えた大塚この記事に関連する写真を見る

「昨シーズンのミラノは、キャリアが豊富なベテラン選手が多かっただけに、自分は『とにかく頑張ってついていこう』という気持ちが強かったです。言語も生活も、すべてが初めてでしたが、そのなかで彼らから学ぶことがたくさんあり、可愛がってもらっていました。

 家族のようなチームの雰囲気は今シーズンも変わりません。ただ、ベテラン選手が抜けて、チームに複数年在籍している選手も一気に少なくなりました。そこで僕自身、『年齢に関係なく、2年目の選手としてチームを引っ張っていきたい』という思いで臨みました」

 チームには20代前後の選手が増え、"伸びしろ"といえば聞こえはいいが、試合でも練習でも浮き沈みが生じやすくなったのは確かだ。そのなかで大塚は、イタリア語で会話できる頻度が高くなった分、積極的に声をかけるなど仲間へのアプローチを図っている。さらにパフォーマンスの向上もあり、コートに立つ時間も増加。れっきとした主力選手になった。

「プレーする時間が増えたことで、昨シーズンとは違った『チームを勝たせたい』というプレッシャーを感じながら戦っています」

 だからこそ、昨年末に腹筋を痛めたことを心から悔やんだという。部位は違うが、2024-25シーズン序盤と同じ腹部の故障だった。

「情けない気持ちでしたね。昨シーズンに痛めてからケアもしていたのですが、また故障に見舞われる。『なんで!?』という思いと同時に、チームに対する申し訳なさでいっぱいでした」

 コッパ・イタリア(カップ戦)の初戦を翌日に控えた昨年12月29日のミーティングで、ロベルト・ピアッツァ監督はメンバー全員に「タツ(大塚)がしばらく出られない」と告げた。年齢を問わず信頼を集めていた大塚の離脱は、チームメイトに少なからずのショックを与えた。

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