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【男子バレー】大塚達宣が語る、ミラノの主力選手になったことでの変化 「強く、しつこくトレーニング」 (3ページ目)

  • 坂口功将●取材・文・撮影 text & photo by Sakaguchi Kosuke

 もちろんケガをしないに越したことはない。けれども、そうした変化や成長を求めて、大塚は海外に身を投じている。

「日本のバレーボールはスキル面のクオリティが本当に高く、それがリーグの特徴にも表れています。その一方で僕のなかには、フィジカルがぶつかり合う海外のリーグでプレーしたいという思いがありました。実際に今、こうして経験するなかで、周りの選手たちのフィジカルの強さに自然と引っ張られて、自分のプレーも高まっている実感があります。

 ボールを叩く音しかり、打球のスピードしかり、耳で聴いて目で見ていると、『そこに追いつかなければ』という思いが湧きます。みんなと同じようなパフォーマンスをするためにはどうすればいいかを考えて、体が覚えようとするんです。因果関係があるかはわかりませんが、ひょっとしたら腹筋を痛めたのも、自分が考えている以上に体を使おうとしていたのかもしれません。

 ですが、プレーもフィジカルも、その強度を上げるためにイタリアに来ているので。まだまだ足りない、周りに及ばない部分で引けを取らないように頑張りたいと思っています」

 この2025-26クラブシーズンを終えた時、そこには心身ともにひときわたくましくなった大塚の姿があるに違いない。

【プロフィール】

大塚達宣(おおつか・たつのり)

2000年11月5日生まれ、大阪府出身。ミラノ(イタリア)所属。身長195cm。アウトサイドヒッター。公益財団法人日本バレーボール協会のJVAエリートアカデミー生として才能を発掘され、中学時代はパンサーズジュニアで全国制覇、洛南高校時代も3年時に春高優勝を果たした。早稲田大学でも下級生時からレギュラーを務め、日本一を経験。日本代表にも名前を連ね、五輪には東京大会とパリ大会の2度出場している。2024-25シーズンからイタリア・セリエAのパワーバレー・ミラノでプレーする。

【写真】大塚達宣・髙橋藍「たつらん」コンビ フォト集

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