延岡学園バスケ暴行事件。
単純ではないアフリカ留学生の「光と陰」 (4ページ目)
実際、「日本の文化に憧れていた」という理由で2008年、岡山学芸館に留学したセネガル出身のモーリス・ンドゥールのように6ヵ国語を操り、卒業後、アメリカの大学を経てNBAまでたどり着くような留学生もいる。
最後に、口内を10針縫うこととなった副審は留学生から謝罪を受け、「今回のことで日本を、バスケを嫌いになってほしくない」と被害届を出さないとのこと。
今後、今回のような暴力事件が繰り返されないことを願う。同時に、犯した罪は償(つぐな)うことを前提に、遠く離れた異国から来日して4ヵ月、文化にも言語にも戸惑う15歳の少年が再起できる社会であってほしい。
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