全GMの97%が1位予想。最強ウォリアーズに対抗できる3チームは? (6ページ目)

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

 かつてないほどのビッグネーム3選手の共演となるが、「ボール保持の時間が長い選手が3人もいてはチームとして機能しない」と予測する記者も多い。さらにカーメロは、本来なら今季の構想には入っていなかった選手だ。サンダーはチーム方針を新たに考え直す必要があり、ビリー・ドノバンHCの手腕が試される。

 とはいえ、そんな不安よりも、今季のサンダーは期待のほうが大きく上回っているだろう。

昨季のウェストブルックは平均31.6得点・10.7リバウンド・10.4アシストで「シーズン・トリプルダブル」を達成したが、スリーポイントがさほど得意ではないため、対戦チームはインサイドをガチガチに守ってウェストブルックのドライブに備えていた。しかし、ジョージやカーメロはともにロングレンジからのショットが得意なので、3人のスーパースターが共存できる可能性は高いと予想する。なにより、ジョージとカーメロは思っていたよりコバルトブルーのユニフォームが似合っている。それを躍進の予感とするのは、あまりにも楽観的すぎるだろうか。

 最後に、今季のウェスタン注目選手についても触れておきたい。

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