絶対王者ウォリアーズ危うし。
アービング&カーメロ移籍で勢力図激変か (6ページ目)
今年7月に40歳になって引退も囁かれていたマヌ・ジノビリ(SG)は現役続行を表明し、スパーズ在籍16年目を迎える。元アメリカ代表のルディ・ゲイ(SF)も新天地にスパーズを選んだ。キャリア20年目となるヴィンス・カーター(SG)はサクラメント・キングス(ウェスタン12位/32勝50敗)、ポール・ミルサップ(PF)はデンバー・ナゲッツ(ウェスタン9位/40勝42敗)、ドワイト・ハワード(C)はシャーロット・ホーネッツ(イースタン11位/36勝46敗)へと移籍している。
ここまで読み進めると、来季に期待の持てるチームはいくつか誕生したものの、文頭の「勢力図が一変しようとしている」という言い回しは大袈裟ではと思った方も多いのではないだろうか。しかしご安心を。移籍はほぼ間違いないが、どのチームへ移籍するか未定な大物選手があと2名いる。
それが、カイリー・アービング(キャブス/SG)と、カーメロ・アンソニー(ニックス/SF)だ。この2名の移籍先次第では、2017-2018シーズンの勢力図は激変すると言っても過言ではない。
アービングの所属するキャブスは、3年連続でファイナルに進出している超エリートチームだ。しかし、レブロン・ジェームズ(SF)がエースに君臨しているため、アービングは自身がより中心的な役割を担える状況でプレーすることを望んでいる。
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