NBA新シーズン開幕。
王者キャブスに待ったをかける対抗馬は? (6ページ目)
エンビートは2014年にドラフト全体3位で指名されながら、ケガのため公式戦の出場が一度もなかった選手。今季はプレシーズンゲームでも好調を維持し、過去にスパーズでアシスタントコーチだった経験のあるブレット・ブラウンHCに、「ティム・ダンカンに劣らぬポテンシャルの持ち主」と言わしめる22歳だ。いきなり大ブレイクしてもおかしくない。
シモンズは今年のドラフト全体1位指名選手。マジック・ジョンソンに「レブロン以来のオールラウンダー」と評され、実際にサマーリーグではルーキーとは思えないプレーを披露している。特に視野の広いアシストパスは、期待を抱かせるに十分だ。残念ながら9月に右足を骨折して全治3ヶ月と診断されたが、年明けにはコートに戻って新人王争いに加わってくるだろう。
イースタン・カンファレンスは、今季もキャブスが圧勝してしまうのか。それに待ったをかけるのは、セルティックス、バックス、もしくは......。多くの期待を膨らませながら、2016-2017シーズンのNBAが開幕する。
6 / 6