意外な選手が大金をゲット。誰かに言いたくなる「NBA年俸トップ10」

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by AFLO

 プレシーズンゲームが始まり、新シーズン開幕の足音も聞こえてきたNBA。今年のオフは、今後の各チームの盛衰を左右しそうな「大きな変更点」があった。それが、サラリーキャップの大幅アップだ。

NBAでもっとも高い年俸をもらっているのは、もちろんこの男(キング)だNBAでもっとも高い年俸をもらっているのは、もちろんこの男(キング)だ 昨シーズンの7000万ドル(約72億5000万円)から9400万ドル(約97億3000万円)に上限が拡大され、それにともない今オフにFAや契約更新のタイミングだった選手は、軒並み高額契約を結んでいる。実に、今季の年俸が2000万ドル(約20億7000万円)を超える選手は29選手。そこには、意外な選手の名前も......。そこで、今季の高額年棒ベスト10を紹介したい。

 栄えある1位は、クリーブランド・キャバリアーズの「キング」ことレブロン・ジェームズ(SF)の約3100万ドル(約32億円)。NBAの顔であり、昨年のNBAファイナルでは平均29.7得点・11.3リバウンド・8.9アシスト・2.6スティール・2.3ブロックという圧倒的な活躍でキャブスを優勝に導いた。レブロンが最高額を手にすることに、誰も異論はないだろう。

※ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。

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