朝日奈央がスーパーGTの魅力を語る「GT300とGT500の音の違いもわかるようになってきました」 (4ページ目)
【台風でも詰めかけたファンの多さに驚き】
現地でレースを観ることの楽しさを、朝日さんは取材しながらどんどん学んでいったという。ただ、屋外でのイベントゆえに、天候の影響を受けることもある。
8月末に開催が予定されていた第5戦・鈴鹿は、台風10号接近に伴い12月へ延期。さらに9月の第6戦・SUGOも悪天候に見舞われ、予選は中止となったほか、朝日さんが取材した決勝日も朝から大雨......。
しかし、それでもレースを観たいとサーキットに足を運ぶファンの姿に、朝日さんも感動したという。
── 第6戦・SUGOは、悪天候のなかでの取材・観戦となりました。雨のレースは初体験だったと思いますが、いかがでしたか?
「大変な天候になりましたけど、お客さんの熱気がすごく伝わってきました。あの雨のなかで2万人近く(公式発表1万6000人)の方が駆けつけてスタンドを埋めている景色を見れば、それはドライバーさんにとって奮発する大きな糧(かて)になるだろうなと感じました」
── 現地で取材を重ねていくごとに、新たな発見がたくさん見つかっているようですね。ほかにもサーキットに足を運んで驚いたことはありますか?
「サーキットに訪れた時、最初に驚いたのはやっぱり『音』でしたね。ものすごい爆音にびっくりしました。
おかげさまで、GT300とGT500の音の違いもわかるようになってきました。そういう音の違いを聞き分けるのも楽しみ方のひとつとしてあるんだ、ということを知りましたね。モータースポーツの楽しみ方は、本当に幅が広いなと感じています。
そしてスーパーGTの現場は、どのサーキットも観客がいっぱいなのも驚きました。観客の多さも魅力のひとつですね!」
(後編につづく)
◆朝日奈央・後編>>「自分なりの『推し』を見つけたくなります」
【profile】
朝日奈央(あさひ・なお)
1994年4月21日生まれ、埼玉県入間市出身。ファッション誌『ラブベリー』の特別賞を受賞した2007年6月から専属モデルとして活躍し、2008年からアイドルグループ「アイドリング!!!」の2期生として加入。2015年10月に卒業したあとはソロとして活動し、明るい性格で人気を博してバラエティ番組などで活躍中。身長164cm。Instagram→asahi nao (@pop_step_asahi)
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著者プロフィール
吉田知弘 (よした・ともひろ)
モータースポーツジャーナリスト。1984年12月19日生まれ、石川県出身。2011年よりスーパーGT、スーパーフォーミュラなど国内4輪レースを中心に取材。専門誌やweb媒体などで執筆中。日本モータースポーツ記者会所属。
【写真】朝日奈央さん「スーパーGTを語る」インタビュー特別フォトギャラリー
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