検索

【競馬予想】日本ダービーの行方がわかる「3歳牡馬ランキング」 クロワデュノールは今度こそ勝てるのか (3ページ目)

  • text by Sportiva

吉田氏
「2歳時に、新馬(6月9日/東京・芝1800m)→GII東京スポーツ杯2歳S(11月16日/東京・芝1800m)→GIホープフルS(12月28日/中山・芝2000m)と3連勝。そこから、クラシック初戦の皐月賞にぶっつけ本番で挑みました。

 実はその間、栗東入りしてからなかなか状態が上がってこなくて、陣営のトーンは低かったと聞いています。実際、1週前の追い切りではCWで好時計をマークしましたが、フォトパドックは今ひとつ。前重心でトモを流し、後肢の臀部(でんぶ)も凹んでホープフルS時よりは劣るシルエットに見えました。

 そのため、レース当週には多少よくなっていましたが、状態は80点~85点ぐらいと判断しました。ところが、競馬にいくと圧巻の走りを披露。ファウストラーゼン(牡3歳/父モズアスコット)がまくっていった際、前が狭くなってポジションを下げる不利を受けながらも、勝負どころで追い上げて、直線半ばで一度は先頭に立ちました。

 最後はミュージアムマイルの瞬発力に屈しましたが、1分57秒3の走破時計をマーク。競馬に臨む状態面とレース中の不利を鑑みれば、まさしく"負けて強し"。ダービーでは状態を上げてくるでしょうし、ペースを間違えることなく、長く脚を使う競馬ができれば、今度こそ世代ナンバー1であることを証明してくれるでしょう」

この記事に関連する写真を見る

フォトギャラリーを見る

3 / 3

キーワード

このページのトップに戻る