ハープスターの弟コルレオニス「最後の伸びも上々」と友道調教師も好感触 (2ページ目)

  • 河合力●文 text by Kawai Chikara

 そんな名牝を姉に持つコルレオニス。陣営はどう評価しているのだろうか。関西競馬専門紙のトラックマンが話を聞いてきた。

「まず友道調教師に話を聞くと開口一番、『直前の調教(7月19日)の動きがよかった』とにんまり。デビュー戦で3着と奮闘した馬とあわせて、しっかりと先着した走りに目を細めていました。

 続けて、『行きたがるところが少しあったけど、すぐに折り合いがついて、最後の伸びも上々だった』と友道調教師。『体のバランスがよくて、フットワークも軽い』と褒めちぎっていました」

 走りのよさに限らず、気性面についても、陣営からは心強いコメントが聞かれたという。トラックマンが続ける。

「スタッフによると、『コルレオニスは前向きさがありますが、気性面で難しいところはなく、乗りやすいタイプ』と話していました。性格がよく、『距離はそれなりに持ちそう』とのこと。乗り味もいいそうで、スタッフの期待値もかなり高いです」

 初陣は8月6日の2歳新馬(札幌・芝1800m)を予定。鞍上はクリストフ・ルメール騎手が務める。

 陣営の期待も大きいコルレオニスは、姉ハープスターと同じくキレのある走りを見せるのか。間近に迫ったデビュー戦を注視したい。

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