繁栄の一族出身のサファイア。デビューは先も、スタッフはすでに光るものを感じとっていた (2ページ目)
そんな姉たちを持ち、華麗なる一族の出身であるサファイア。現在は、どんな状況にあるのだろうか。関西競馬専門紙のトラックマンが同馬の近況を伝える。
「サファイアは先日、ゲート試験を受けて無事に合格。その後は、すぐにデビューへと向かわず、一旦放牧に出されました。スタッフによると『馬体重が430kg～440kgほどで、あまり大きくないため、成長を促したい』とのことでした」
デビューまでにはもう少し時間がかかりそうだが、厩舎スタッフらはサファイアの資質を評価。その血統からなる光るものを、すでに感じているようだ。トラックマンが続ける。
「本格的な調教はまだですが、スタッフは『成長途上の段階ながら、回転の速いフットワークを見せている。スピードも、機動力もありそう』と目を細めていました。
距離については、『父がロードカナロアなので、短いところが合うかも』とのこと。気性面については、『母も気の勝ったタイプで、それに近い部分がある』と話していました。その気性からも、距離は短いほうが力を発揮できるかもしれませんね」
一流の血筋を持つサファイア。その名のとおり、眩いばかりの輝きを見せることができるのか。デビューの日を心待ちにしたい。
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