ほのかが汚名返上を狙うフェブラリーS。気になる6頭の中から選んだ本命は?

  • 浅田真樹●取材・構成 text by Asada Masaki
  • 佐野隆●撮影 photo by Sano Takashi

 2月20日に今年最初のGIレース、フェブラリーSが行なわれます。

 かつては「消しの女神」と呼ばれていた私ですが、昨年のGI予想はさっぱり。私が消した馬がことごとく馬券に絡むなど、散々な結果でした。

 昨年までは、当該レースの過去データを重視して決めていましたが、今年からは直前の馬体などもしっかり見ていこうと思っています。そして、今年はその汚名を返上して「女神」の称号を絶対にとり戻したいです。

フェブラリーSの予想をした、ほのかさんフェブラリーSの予想をした、ほのかさんこの記事に関連する写真を見る

 まず、人気になりそうな馬のなかから消す馬について触れたいと思います。今回は、ソダシです。

 ソダシは馬体を見た時に、筋肉の盛り上がりが足りない印象でした。今回はダートなのでパワーが必要な舞台。力を発揮できるか不安だったので消します。

 本命は、レッドルゼルです。

 昨年のフェブラリーSの時よりも筋肉のひとつひとつがしっかり出ているのでブラッシュアップされている感じがします。それでいて昨年は4着と好走していたので、それよりも仕上がりが良くなっている今年は"距離延長"でも来そうな予感。

 これまでの予想の仕方だったら、「距離が合わないから」と消していましたが、馬体を見てホレました。ここは本命にしたいと思います。
 
 対抗は、カフェファラオです。
 
 前走のGIチャンピオンズCで11着と惨敗したのをはじめ、直近3走は結果を残せていませんが、それは条件が合わなかったからと見ています。東京・ダート1600mでは3戦3勝。適性が抜群なのでここは外せません。

 さらに、鞍上が福永祐一騎手です。ケガから復帰したばかりですが、先週の土曜日には1日5勝と調子が上がってきています。カフェファラオとは初コンビとなりますが、楽しみのほうが大きいです。

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