中京への舞台替わりで波乱必至のきさらぎ賞。穴党記者が心踊らす3頭 (2ページ目)
なにしろ、同馬を管理する武井亮調教師が『右手前が好きな馬。最後の直線を右手前で走れる左回りはいい』とコース替わりを歓迎。これまでの以上の走りを見せられるのではないでしょうか」
単に左回りであれば、輸送のない東京競馬場のレースに参戦すればいいと思うが、松田記者によれば、中京競馬場だからこその利点もあるという。
「今の中京は馬場が荒れていて、時計のかかるタフな馬場。そして、ジャンカルドは過去2戦、やや重の馬場で好走しています。切れ味勝負よりも、ロングスパート戦となりそうな馬場が味方になるのではないか、と踏んでいます。
武井調教師も、『ヨーイドンの競馬は向いていないけど、中京は(馬場が)荒れている分、都合がいい。最終追い切りも、今までの中では一番折り合えた。1週前の稽古では行きたがっていたけど、それが"ガス抜き"になっていたのかな。先週末の坂路もリズムよくいけた。皐月賞を意識しているので、ここで結果を』と色気を見せています。一発あっても不思議ではありません」
きさらぎ賞で重賞制覇を狙うジャンカルド ジャンカルドについては、デイリースポーツの大西修平記者も気になっているという。
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