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【木村和久連載】シーズン到来! ゴルフを月に6回やってわかったこと (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa

 こういうことができるのも、集中してラウンドをすることによって、問題点を浮き彫りにできるからです。

 ただ、クラブを交換するのはいいのですが、肝心のゴルフバッグはゴルフ場を転戦中。宅配便会社の配送センターに眠っています。では、どうしたものか?

 仕方がないので、交換するクラブをビニール袋に包んで自分で現地へ持っていく"追いクラブ"をやりました。当然、ラウンド当日は早めにコースへ行って、アプローチ練習場で調整しました。

 そして、交換したクラブはまた、ビニールに包んで持ち帰ってくる"ひとり宅配便"もやりました。おかげで、交換したクラブは大活躍でした。

(4)現場での練習量が増加
 最近のラウンドは、スタート遅めが多いです。それは、自分も含めてほかのみなさんもゴルフ場で練習をしたいからです。やっぱり、街中のドライビングレンジじゃあ体験できない、コース内での練習は必要ですよね。

 本物の芝の上から打つアプローチショット、長い距離のバンカーショット、砂の固さが違うバンカーショットなど、打ち方を変えながら試行錯誤する――そうしたラウンド前の練習は、結構楽しいものです。

 特にパッティンググリーンでは、最近甘いオーケーに慣れてしまっていたので、1mのパットを集中的に練習しました。ちょうどその日は、ミニコンペでオーケーが厳しいことが予想されました。実際、オーケーがもらえない1mほどのパットが何回かあって、いずれも見事にカップイン。練習しておいてよかったです。

(5)ラウンド後の楽しみ
 たくさんゴルフをしていると、ラウンドごとにいろんな違いが生まれます。曜日によってプレー代が違いますし、参加人数も1組から何組もあるコンペまでバラバラ。コースへの移動手段も違ってきます。

 そのなかで楽しかったのは、平日のラウンド後、一緒に回った面々と電車に乗ってお酒を飲んで帰ってきた時でした。

 ゴルフは親睦を深めるためにあるので、各自が車で来て、そのまま帰るのはさみしいものです。だからといって、ラウンド後に場所を変えて仕切り直して飲むのもちょっと面倒くさかったりします。

 でも、ラウンドしたメンバーの何人かで、帰りの電車で飲みながら反省会をするのは効率的。楽しい時間を過ごせますし、コスパ的にもいいかな、と思います。

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