【木村和久連載】ハーフラウンドは、なぜ浸透しないのか? (4ページ目)
ワーケーションとは、リゾート地などに行って、働きながらバケーションを楽しむことです。これを、Go Toトラベルキャンペーンと絡めて活用してみてはどうかと、全国各地で導入され始めました。
そうして、ホテルに長期滞在し、リモートで仕事をしながら、午後3時ぐらいからホテルの付属施設のゴルフコースで9ホールだけラウンドする――そういうプランがもてはやされているそうです。
実際、軽井沢のプリンスホテルでは、1日1回9ホールのプレーが無料という特典がついたワーケーション滞在プランが売り出されました。今後は、九州や沖縄などのリゾート地、観光地でも、Go Toトラベル&ワーケーションをセットにしたキャンペーンが繰り広げられることでしょう。
そういった形で、関東でも伊豆や房総半島のリゾートでゴルフが楽しめるワーケーションプランがあってもいいと思うんですよ。そうなると、少しはハーフラウンドが流行るかもしれません。
ワーケーションとはいえ、こんなラウンドはちょっと勘弁してほしいですよね...。illustration by Hattori Motonobu
(5)滞在先にコースがあるのが理想
昔、フィジーへ旅行に行ったのですが、旧イギリス領ということもあって、各ホテルには必ずゴルフのエッセンスが組み込まれていました。小さいパターコースや、9ホールのミドルコースが隣接されているところもありました。
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