2019.11.30

渋野日向子「絶対太って帰る」。
2日続きのハプニングにも切り換えOK

  • 柳川悠二●取材・文 text by Yanagawa Yuji
  • photo by Getty Images

 日本女子ツアーの最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ(11月28日~12月1日/宮崎県)は2日目を終えて、賞金女王レースのトップに立つ鈴木愛が、通算1オーバー、17位タイに沈んだ。初日に3オーバー、26位タイと出遅れた賞金ランキング2位の申ジエも、2つスコアを伸ばすが、鈴木と同じ順位にとどまった。

 その一方で、女王争いで両者を追う立場にある渋野日向子は、初日に2アンダー(3位タイ)と好発進し、この日も2つスコアを伸ばして、首位と3打差の通算4アンダー、3位タイの好位置につけた。

2日目も2つスコアを伸ばして、好位置をキープした渋野日向子 無欲――。つまり、賞金女王は意識しない。

 先週から、渋野はこのテーマを掲げ、今大会の開幕前には「一日、2アンダー」を目標にしていた。

「ここまで通算4アンダーは、読みどおりなのかな。(2日目の)前半はショットに苦しんでいたんですけど、最終的には2アンダーで回れたので、本当によかった」

 強風に見舞われた初日とは打って変わり、2日目の宮崎は雲ひとつない好天に恵まれた。

「暖かかったし、風も昨日に比べれば、ぜんぜんなかった。かなりゴルフがしやすい環境だったのに、昨日と同じスコア。『あれ?』って感じはありますね。でも、ここまでちゃんと伸ばすことができて、この位置(首位と3打差の3位タイ)で終えられているのは、まだ望みがある。あまり気負わず、自然体でできたらいい」

 初日はまさかの4パットを喫した渋野だったが、2日目にも予期せぬハプニングはあった。4番の第2打が、まさかのシャンク。このホールをボギーとして一歩後退した。

「順目のラフで、少しボールが浮いている感じだった。難しくないかなと思ったんですけど、なぜかシャンクして、スローでボールが飛んでいくように見えました(笑)。ボギーを叩いてしまいましたが、まだパー5もいっぱい残っていたし、すぐに切り換えることはできた」