【木村和久連載】突然のラウンドにも対応。貸しクラブを利用しよう! (3ページ目)

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

 コースに電話して、貸しクラブの種類を聞けば、大概いくつかのブランドを教えてくれます。時間に余裕があれば、朝早く行って、コースのドライビングレンジで打たせてもらえばいいんですよ。

(4)こじらせゴルファーの場合
 私のように、アイアンをほとんど入れず、ショートユーティリティ多めのセッティングにしている人は、ノーマルなクラブセッティングがアブノーマルに見えてしまいます。

 そういう人は仕方がない、出張や旅行先でゴルフができそうな可能性があったら、3、4本、マイクラブをソフトケースに入れて持っていきましょう。そうして、現地で、貸しクラブと合体させればいいのです。どうせ遊びですから、クラブ本数が多くても誰も気にしないでしょ。

 私が持っていくとすれば、高反発のドライバー、ユーティリティの6番と8番、そして一発で出るデカサンド。この4本があれば、どんな貸しクラブにも対応できます。

(5)いざ予約
 現在のひとり予約サイトは、日本中、北海道から沖縄までカバーしています。けど、予約不可能な日があったり、混み合っていたり、バラツキがあります。

 予約の段取りとしては、行きたいコースを決めて、予約サイトにリクエストします。その際、予約が確定するのは、おおよそ前日の夜遅めが多いので、予約枠にひとりポツンとリクエストすることだけはやめましょう。プレーが成立しない場合がありますからね。

 4人ひと組の枠なら、すでに2人ぐらい予約してある枠、そういうところにエントリーすれば、3人の組み合わせができます。さすれば、キャンセルになることはありません。

 それらの手続きは、プレー前日、コースのフロントが空いているうちに済ませておきましょう。そして、予約をオーダーしたら、コースに連絡して「明日うかがう予定の者ですが、貸しクラブはありますか?」と、確認をとっておきます。

 あとは、寝る前に予約完了のメールが届きますから、それで翌日のプレーは可能になります。

 もちろん、1日浮いた出張でのゴルフですから、コースへのアクセスとか、そういうことも考えてプランを練ってください。

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