2018.07.02

青木功の「奇跡」に始まった日本勢の
米ツアー制覇。わずか5人の軌跡

  • text by Reiko Takekawa/PGA TOUR JAPAN
  • photo by PGA TOUR

WEEKLY TOUR REPORT
米ツアー・トピックス

 先週、米女子LPGAツアーのウォルマート NW アーカンソー選手権(6月22日~24日/アーカンソン州)で、日本の畑岡奈紗(19歳)が米ツアー初優勝を果たした。

 19歳での米ツアー勝利は、日本勢としては2012年に22歳で勝った宮里美香の最年少記録を更新するもの。トーナメントレコードを塗り替える通算21アンダーをマークして2位に6打差をつけての圧勝は、畑岡の未来へ、一層の期待を抱かせる結果でもあった。

 今年は米男子のPGAツアーでも、小平智が4月のRBCヘリテージで米ツアー初優勝を飾った。最終日、首位に6打差の12位からのスタートながら、「66」の好スコアをマークしてトップに浮上。最後は金シウ(韓国)とのプレーオフを制して、スポット参戦ながら見事に栄冠を手にした。

 今回の畑岡の勝利で、今年は男女ともに日本勢が米ツアーを制覇。まだシーズン半ばにあって、素晴らしい活躍を見せている。

今季、米ツアー初勝利を飾った小平智 ところで、米ツアーにおける小平の勝利は、日本勢5人目。ゴルフ大国の日本としては決して多くはないが、その分、日本勢の優勝の瞬間は、日本のメディアやファンが大いに沸き上がってきた。そこで今一度、過去に米ツアーを制した日本勢の、初制覇の模様を振り返ってみたい。