2018.06.28

【木村和久連載】来年から「新ルール」。
その時ゴルフ場で起きること

  • 木村和久●文 text by Kimura Kazuhisa
  • 服部元信●イラスト illustration by Hattori Motonobu

専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第161回

 2019年に新しいゴルフルールが、R&A(全英ゴルフ協会)主導のもとに実施されます。これほど大きなルール改訂は、自分のゴルフ人生のなかでは初めての経験じゃないでしょうか。

 ゴルフルールは、英国のR&AがアメリカのUSGA(全米ゴルフ協会)と緊密に連携して決めています。JGA(日本ゴルフ協会)は、水面下で情報を提供しているのでしょうが、表面上は情報を受け取る側です。

 今回のルール改訂で面白いのは、ゴルフ人口の減少を食い止めるべく、ルールを簡略化したことです。これは、日本向けのサービスみたいです。だいたいアメリカ人は、さほどルールにこだわらない”アメリカン”な方が多いですから。

 というわけで、最近のラウンドではみなさん、新ルールを前倒ししてラウンドしています。具体的にどんなことをやっているかというと……。

(1)ピンを立てたままパターを打つ
 これは、便利になりました。30mぐらいのパットを残したときは、カップが見えない場合が多いので、ピンが立っていることが目印になって便利です。

 あと、遠い人順にパターを打つのですが、でかいグリーンの場合、グリーンに乗っている人が”一番遠い”という奇妙な現象が起きます。こういうときは、いちいちピンを抜いたり、さしたりするのが面倒なんですが、ピンを立てたままで打てばいいので、そうした手間もなくなります。

(2)打順は適当でいい
 ゴルフって、前のホールで成績のいい人が先に打ちます。そのため、たまに「オレはパーだったのに、順番を抜かしやがった」と文句を言う方がますが、そういうトラブルは減るでしょう。