青木功、丸山茂樹を超えて、松山英樹は全米オープンの歴史に名を刻むか (4ページ目)
そして、今年の全米オープンには、世界ランキング4位の松山英樹(25歳)をはじめ、谷原秀人(38歳)、宮里優作(36歳)、池田勇太(31歳)、小平智(27歳)、今平周吾(24歳)と、6人の日本勢が参戦する。
全米オープンでの活躍が期待される松山英樹 無論、全員にメジャー初制覇のチャンスはあるけれども、現実的には松山が最もメジャータイトルに近い位置にいることは間違いないだろう。
「もちろん、全米オープンで勝ちたいという思いは強い。でも、あまり(優勝を)意識しないようにがんばりたい」
大会を目前にして、そう話した松山。昨秋から続いていた絶好調な状態からは今、やや下降気味にある。とりわけ「自宅のコースでは絶好調なのに、(大会の)会場に来るとおかしくなる」というショットの不振が続いている。
ただ、そうした状況にあっても、「(2週間前の)メモリアルトーナメントのときよりは、少しはいいのかな」と、上向きな状態にあるのは好材料だ。
「優勝を目指したいですけど、まあ4日間あるので、その一日、一日を大事にしていきたい。初日から出遅れないように、我慢強くやっていきたい」
はたして、松山は悲願のメジャー制覇を実現できるのか。その奮闘ぶりに注目である。
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